青いほくろ 腕

一般的なホクロよりも全体的に青みが強いホクロやあざを青色母斑といいます。 通例10ミリよりも小さく、皮膚から少し盛り上がった半球状の形が多く見られます。 ほとんどの場合悪性化することはありませんが、まれに大きくなるものもあり、10ミリを超える細胞増殖型のタイプがあります。 このタイプは将来悪性化する可能性があるため、専門医に相談するのがよいです。 青色母斑 セイショクボハン の症状 青色母斑の症状は通常のほくろよりも青みが強いものができます。 鮮やかな青色か青黒色です。 顔面、手背、足背に比較的多く発生します。 ほとんどは数ミリ程度のものですが、まれに大きくて悪性化するタイプもあります。 表面はつるっとしていて、皮膚の表面から半球状に盛り上がっている塊です。 1 青いほくろ 手の甲 2 ほくろには注意すべきか 顔のシミと間違えやすいのは基底細胞がんとメラノーマの2種類. 顔にできるシミやほくろと皮膚がんの区別は、「シミ」や「ほくろ」の大きさ、色むら、形、病変の隆起の程度が目安になります。通常のシミの場合でも2~3㎝程に 3 青いほくろ 急にできた 4 概要 青色母斑とは、青あざの一種として認識されるわずかに隆起する皮膚の色素病変のことを指します。 顔や手など見える部分に生じることもあり、美容的な観点から問題となることがあります。 また、大きなものの場合は、悪性化が懸念されることもあります。 そのため、悪性黒色腫をはじめとしたメラニン色素を伴うそのほかの疾患との鑑別が必要とされることがあります。 原因 青色母斑は、メラニンと呼ばれる色素を有する青色母斑細胞が増殖することを原因として発症します。 皮膚の構造を詳しくみると、表面の浅いほうから順に、表皮、真皮と深くなっていきます。 青色母斑では、皮膚の中でも深い部位に相当する真皮において、青色母斑細胞が増殖することで生じます。 5 青いホクロのようなできもの「青色母斑」 「青色母斑」は直径1センチメートル以下の小さな結節で、病名の通り青色または青黒色をしています。 真皮と呼ばれる皮膚表面より少し深いところにメラノサイト(色素細胞)が集まっているため、黒色や茶色ではなく、青く見えます。 手足の甲や顔などに出来ることが多く、悪性化することもあるので切除することが多いです。 青色母斑 脂肪の塊ともいわれるできもの「粉瘤」 「粉瘤」はとても頻度の高い良性皮膚腫瘍です。 表皮嚢腫と呼ばれる袋状のできもので、中は白くドロドロとしたお粥状の物質で満たされており、臭いがあります。 徐々に大きくなり、しばしば化膿するため早めの治療をお勧めします。 頭の先から足の裏までどこにでも出来ます。 粉瘤 炎症性粉瘤 粉瘤(耳後部に多発している) 6 ・青色母斑は青あざの一種です。 ・普通のほくろに似ていますが、少し青色が強いです。 ・大きさは10mm以下のことが多く、わずかに盛り上がっていることが多いです。 ・手の甲、足の甲、顔にできることが多いです。 ・まれに悪性化(癌化)する場合があります。 ・悪性黒色腫(メラノーマ)と区別しにくい場合があるので注意が必要です。 ・切除した場合は病理組織検査を行い、詳しく調べます。 治療方法 切除手術 摘出手術の経過 ・日帰り手術です。 ・診断がつかない場合や気になるときは手術による摘出手術を行います。 ・局所麻酔で行います。 麻酔時に多少の痛みがありますが、手術中の痛くはありません。 ・切除を行います。 細いナイロン製の形成外科用糸で縫合を行います。 7 青いほくろ 原因 8 いわゆる普通の「ほくろ」に比べるとやや青みがかったやや盛り上がった硬いできものです。真皮に分布するメラノサイト(色素細胞)の増殖によるものです。 9 青色母斑は青あざの一種です。 ・普通のほくろに似ていますが、少し青色が強いです。 ・大きさは10mm以下のことが多く、わずかに盛り上がっていることが多いです。 10 青色母斑とは? どんな病気か 通常の ほくろ よりも全体に青色が強いタイプです。 ほとんどは数mm程度の大きさで少し皮膚面から盛り上がった小結節(塊)です。 顔面、手背、足背部などに多く発生します。 まれにかなり大きくなるタイプもあり、そのタイプでは悪性化することもまれにあります。 検査と診断 専門医の診断によります。 切除した場合の病理組織検査で確定診断されます。 時に鉛筆の芯を皮下に入れてしまい(外傷性刺青)、その芯が皮膚から青黒く見え、青色母斑のようにみえることもあります。 治療の方法 先に述べた悪性化の心配はほとんどありません。 見た目の問題で気になるなら外科的な切除になります。 病理組織検査は行うほうがよいでしょう。 病気に気づいたらどうする 12